2025/6/6(金) 東京電力原発事故控訴審判決を受けコメント＠豊橋駅

2025/6/6(金) 「東電旧経営陣の責任を認めず」とした東京高裁。判決を受け、権力乱用・司法腐敗と戦い続けてきた視点からのコメントです。

（動画文字起こし）

東京電力の役員の人達が　3.11の　あの大津波による被害を　

防ぐことができたのではないかと　損害賠償請求をされていて　

第一審の東京地裁は責任があると

今日の控訴審は　それをひっくり返して　一切　責任を負わなくて良いと

判決の内容については　事細かくはまだわかりませんけども

予見可能性っていうのが　なければならないんですね

東京地裁の第一審はですね　それ以前に　大きな津波がくるということが

水準の高い内容の調査報告書があって　それを見れば当然

十数ｍの津波かな？　来る蓋然性が高いわけだから

東京電力としては　それに対して　防止措置をとる義務があったと

被害が生じるっていうことについての　予見可能性があったし

被害を回避することもできたという　認定をしたんですけども

今日の東京高裁は　簡単に言えば　学説の一部みたいなものであって

確定的にね　こういうことが　予見できたわけではないんだと

そこまで　結果を回避するために　動かなきゃいけない義務はないんだと

請求を棄却したということなんですね

2011年から　議論が相当煮詰まってるわけで

もっと精緻な議論があるし　原発の差し止めがかかったりしてるわけですから

明らかに政治的な　忖度をした判決だなと思います

原発を存続させるんだというのが　権力の意思としてね　ハッキリしている中で

所詮、東京高裁裁判官は官僚にすぎないと

司法の独立は　本当に奪われているんだと　実感を強く持ちました

人に対して　説得力を持つ判断ができないような　今の司法の有り様は

絶対に変えていかなきゃいけないと思います

皆さんの暮らしを守る

人権を守る

正義を貫き

不条理を許さない

腐った政治を根底から覆す

つじ恵でした　　ありがとうございます

2025/6/6(金) 東京電力原発事故 控訴審判決を受けコメント＠豊橋駅