世襲・小泉劇場第二幕・現在進行形 ・・・ 大丈夫?

つじ恵は、日本の農政についての問題点(食料安全保障・自給率改善、農業保護・農業基盤再構築など)について、声を大にして訴え続けています。

(動画文字起こし)

5月30日と6月9日、鈴木宣弘先生に「日本の農業の再生を考える」ということで、豊橋と一宮でシンポジウムを開催してただきました。

小泉進次郎さんが農水大臣になって、30万トンの備蓄米を随意契約で放出すると。日本の備蓄米は せいぜいあと30万トンなんですね。(しかし、)小泉さんは無制限に米を放出すると。24年産米が40万トン以上不足している。小泉さん、どうするというんでしょうか…。

77万トンについては、GATTウルグアイ・ラウンドでミニマム米ということでアメリカと密約があって、それは無制限に日本に輸入できるというふうになってる。

日本の米の価格を維持するために、輸入米をどんどん増やしていく。このことを前提として今の小泉さんのパフォーマンスがある。

日本の農業は潰されようとしてるってことを、しっかりと見ておかなければいけません。

もう一つ注目しておかなければいけないのは、財務省が【国際経済における日本の課題と処方箋】ということを言ってます。

  1. 貿易収支が赤字である
  2. 日本が外貨を稼げるのは自動車である
  3. エネルギーと農業については輸入に頼る

小泉純一郎さんの時に 郵政民営化で350兆円のお金がアメリカに流れたと言われている。そして今、JAマネーで153兆円がアメリカに流されようとしている。今度はJAですね … 小泉進次郎さんが農水部会長の時に、これをやろうとしてできなかった。

こういう背景があって、今、小泉さんが登場している。非常に危険だ。

れいわ新選組として、所得保障を拡充し、日本の農業の実生産をしっかりと作り上げる基盤をつくるべきだ。鈴木宣弘先生とのシンポジウムによって、このことがハッキリと確認できたわけであります。

つじ恵でした。ありがとうございます。